脳みそは怠けたい

先日友人から、相談を受けました。

最近、年のせいか物事に集中できなくて、いやになったよという会話からでした。

しかし、私は彼に言いました、それは年のせいではないよ。

脳みその訓練が足りないんだよ。

集中して考えたり、作業する訓練を定期的にやらないからでしょう。

脳みそに、楽をしていないか問い合わせてごらん…と言いました。


若い頃は仕事を覚えるため、出世するためと集中して知識をため込んで活動します。

時代に乗り遅れてはいけない、客先でお客さんの話しについてゆかなくてはいけない、そういう義務感が働き、日々脳みそを鍛える努力をしていたはずです。


しかし、人はある程度の年齢になると蓄積された知識で対処できることに気がつき、新たに集中して知識を集めることをやらなくなります。

脳みそは楽をしたいから、新しい知識や集中して物事に取り組む事を拒否するような行動を起こします。

テレビや雑誌をただ目で追って、知識として吸収したものと勝手に解釈させるのです。

本人は年齢のせいで、自分には物事を集中して考えることができないという錯覚に陥れられてしまうのです。


脳医学では、いままで脳細胞は年齢の経過とともに消滅すると言われていましたが、最近の研究ででは年齢に関係なく脳細胞が増えることが確認されています。


実は私も40代の後半から、集中して本を読んだり、文章を書くことが苦手になりました。


しかし、

人生の落とし穴にはまり、そんな悠長なことは言ってられない状況下におかれ、気がつきました。

自分の生命に関わる現実において、脳みその怠慢につきあってゆくわけにはいかないよ。


思いっきり自分の脳みそをひっぱたき、思考や集中力を活性化することに拒む、脳みそを許しませんでした。

最初はなかなか思うように脳みそは言うことも働いてもくれません。

自己嫌悪に陥りました。


しかしあるポイントを超えるとそれは一気に若い頃のように集中力が発揮され、知識を吸収するように脳みそが働きだしたのです。


あるポイントとは、それは学習曲線による変曲点です。

最初は集中できない自分が情けなかった、しかしそれでも我慢して継続し続けたある時から急速に思考と集中力がよみがえってきたのです。


Webサイトの勉強を独学で始め、HTMLやCSS、PHP等のプログラミング言語が今ではプログラミングリストを見れば、瞬間的に読み取れるようになりました。


今ではほとんどテレビや週刊誌は観ません。

やるべき事、やりたいことが多すぎて、くだらないことで時間を消費することが、とてももったいなく感じられるようになりました。


脳みそは怠けることを覚えると徹底的に怠け始めます。

そして「年齢だからしょうがないだろう」と肉体に囁きかけ、自分なりの言い訳わけロジックを組み立て始めるのです。

スポーツ選手のように毎日少しでも良いからトレーニングすることが大切です。

少しで良いので、物事に集中して頭を働かすことを欠かさずに続けてください。

本当に昔のように戻りますから。


最近読んだ本の中で、50〜60才の方に刺激的な本を紹介します。

経済界では「東芝」問題が話題に上がっていますが、この本はまさに日本を代表するソニー、シャープ、日立、パナソニック、吉野家、トヨタなど大手企業が陥ったビジネス戦略を具体的な事例をあげて解説しています。

話の流れが非常にわかりやすいので集中して読めるのではないでしょうか。

脳みそにちょっとした刺激を与えてくれますよ。

書籍版、電子書籍版の両方が用意されています

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